JRAには金を預けているだけ!

競馬日記。主に3連単フォーメーション

後日譚

「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」

日本の憲法にそう記されいる、コレは骨だ人の精神や魂といった目に見えないモノを支える骨なのだ!僕には僕の自由があり誰にも侵されない、たとえ親であっても子であっても、そして世界中の全ての人間が精神に自由を持っている、誰にも侵されない自由を持った個人の集合が社会であり僕はその社会の中にいる個人なのだ!

なんて事は小学校の道徳教育で教えてくれる位の事なのだが僕が何を言いたいかというと

「僕の自由を奪う奴は許さないかんな!」

って事。

 

「追記」と表題を打ってブログを投稿してから一時間もたたないうちにのぶみからメールがきた、初めのメールからして不思議だったのはその宇宙の様に広いネット世界の中で芥子粒の様な僕のブログをどーやって見つけ出したのか?しかしその答えはのぶみのメールが教えてくれた

「もう2ちゃんのひと相手しないで」

と云う一文、2ちゃん?僕が写真学校に通っていたいた頃意地悪の「ゴトーさん」がやっていた2ちゃんだと?僕にとっては「2ちゃん」=「ゴトーさん」なのだ、あの「ゴトーさん」が1000000人位いる2ちゃんだと?、僕は余りの恐怖に震えた。そしてのぶみのメールを要約すると

「2ちゃんの人を相手にするな」

「投稿を消して欲しい」

「のぶみが僕に連絡をしていることを黙っていて欲しい」

と言った内容だった。僕は

「2ちゃんはやってない」

「投稿は消さない」

「何故僕の口を塞ごうとするのだアンチなんか放っておけ」

と返した。

その後のやりとりでのぶみが語ったのは

「僕のせいで2ちゃんが盛り上がっている」「無視したいが悪質で嫌がらせをし実害がある」

「やりとりを公開されて悲しかった、アンチの人より悲しいガッカリだ!」

と云った内容のメールがぼのぼののお父さんの喋り口調の様な珍奇な文体で何通か送られてきた。僕はそれに

「今から削除してもどーにもならない、寧ろ逆効果だろう」

「そもそも人が撮った写真に勝手に本名を書き込んでフリーの素材としてアップしていた事は問題ないのか?、そしてそれをダウンロードして使ったのに何の問題があるのか?見当はずれな説教すんな」

「ガッカリされても問題ない、ガッカリされてもこっちはガッカリしないから、悲しくさせたならスマンね」と、返した。

そしてのぶみは一連のやりとりの中で

「これで、連絡を、やめとくよ」

と、言ったのでその約束は彼には必ず守っていただきたい。

 

実の所僕が撮った写真が名前のクレジットを付け足されてアップロードされている事はかなり前から知っていた、それは写真学校に通っていた時期に同級生が「絵本作家の知り合いいるの?」と、聞いてきたからだった。その同級生が言うには「オマエの名前でネット検索すると一番最初にその絵本作家のページがヒットする、そこに写真があり撮影者にオマエの名前があった。」との事だった、僕は何故コイツは僕の名前を検索したのか?と、そっちの方が心配だったのだが…家に帰り早速ネットで検索をするとナルホドのぶみのホームページに紛れもなく僕が撮り彼に送った写真があった、しかもご丁寧に僕のフルネームを乗せて、まぁ実害もないしいいかなと思い今の今まで放っておいたのだが未だにそのホームページが存在するとは思っていなかった。

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探せば出てくる素のネガ

 

それと実は僕は一つ嘘を付いている。

「十数年ぶりに連絡が来た」と、云う事を書いたがそれは嘘だ、三年程前の秋頃「ママがお化けになる」みたいな絵本が流行っていたらしく僕の妻の姉が「買いたいのに売ってない」と、相談してきたのでfacebook経由でのぶみに「のぶみのママがお化けになる本が入手困難なんだ、どこに売ってますか?」と、連絡をしたのだった。そん時はあわよくば一冊くらい用立てしてくれるかな?と、乞食のような期待もしていたのだがのぶみからは「Amazon で買えるよ」と返事が来たのだった(そのAmazon で買えないから連絡したのに)。そしてその旨を妻に伝えると数週間後、妻の姉から「ママがお化けになる」絵本が届けられた、どうやらAmazonで2冊購入し一冊をウチによこしてきたようだ。そして久しぶりにのぶみの本を読んだ、それは専門学校時代彼が「面白いの出来たー」と、言って読ませてくれた白いA4の紙を折って本の形にした「クンチャンマン」絵本の原稿以来かもしれない。

 

「面白くないなぁ」先ず率直にそう思った、「死」と云うテーマへのアプローチが雑過ぎるように感じた、そして物語全体を支える骨に力が無い、何より作品に魂が入っていないように思えた。のぶみは絵本作家と云うよりは何かヒットしないかなぁと試行錯誤して玩具を作っている町工場の工場長なのではないか?

こんな事を書いたらきっとのぶみは怒り「投稿を削除しろ」とかまた言ってきそうだが敢えて言わせてもらおうと思う、僕は自分の子にこの本はとても読ませられない。小学2年生になる僕の子はこの間川で魚掴みをやり焼いて食べると云ったものに連れて行ってもらったのだが、いざ魚を焼こうとなった時に泣いた「魚を家に持って帰って飼いたい、魚君が可哀想だ。」と、言った、そうだ子供達はみんなその心の中に瞬く夜空の星達よりも美しい煌きを持っている、小さな命でさえもかわいそうだとその眼に涙を浮かべるそんな子供達に母親の死を扱った作品を見せる必要があるのか?安易な不幸を創造しお涙頂戴よろしくと言った具合に母親をおっちょこちょいと殺してしまうこの絵本を僕は嫌悪する。

 

「絵本作家のぶみ」が炎上していると、僕に教えてくれたヤマダセンセイは僕の恩人だ。学生の頃に直接授業を受けたりした訳ではないが、卒業してから開催した「Tシャツ展」を機にちょくちょく飯を奢ってもらったりしていた、「クリハシクン、野球見に行きましょう!」と、誘われて横浜スタジアムへ行き帰りに「中華食いましょう」と、言われ中華街をうろつき「わかんないんで一番高い所入りましょう」と、コースで数万円の中華料理屋を奢っていただいたりと言った具合にイロイロご馳走になっていた、同級生のマミちゃんに「ヤマダセンセイと付き合ってるの?」と、ゲイカップル疑惑まで持たれたのもナルホド頷ける。

「君の写真は面白くない」

と、いつだったかヤマダセンセイに言われた、人は日清カップヌードルを食べ「美味い!」と思う人と「マズ〜」と思う人がある、深田恭子を見て「カワイイタマラン!」と感じる人と「ブス〜」と思う人があるように僕の写真も「面白い」と、言ってくれる人もいたし「ツマンネ、シネ」と、言う人があった、当たり前だ全ての人間に受け入れられるモノなどこの世には無いのだから…しかしながらヤマダセンセイの「面白くない!」は僕の写真やら何か「ゲージュツ家」と云うモノにすがっている気持ちをぶった切る大鉈のような一言だった。それから僕はカメラと暗室道具を一切売っぱらいマトモ働こうと決心したのだ、あのヤマダセンセイの一言がなければ今頃僕は2畳一間の昔便所だった所を無理矢理部屋にしている部屋でパンの耳を嚙りながら未だに「ゲージュツ家になる」と?クダを巻いていたかもしれない、だからそこから救ってくれたヤマダセンセイは恩人なのである。

 

のぶみが「2ちゃんの人を相手にするな」と、言ってきた後僕は「2ちゃん」を覗いて見た。あの意地悪の「ゴトーさん」が10000000人もいる2ちゃんを…ナルホド僕のブログの投稿の後少し話題にされている、でもさぁのぶみさん、僕のブログ云々じゃなくて自分の発言で又炎上してるじゃん!然も火種が3つあるらしいじゃん!なんか人のせいで迷惑してるって言ってたケド、自分のせいで自分が迷惑してんじゃん!人のせいにすんなよ!

確かに「2ちゃんは」怖い所だと思う、罵詈雑言がスーパーの陳列棚のお菓子の様に並んでいる、しかしそのお菓子達も玉石混淆拾い上げ磨けば宝石のように光る言葉もあるように思う、君が「アンチ」と語る人だって潜在的には君の読者だ、アンチがいて批判されるなんて当たり前の事だろ!君は開かれた社会の中へ自分の作品を産み落としているのだから、そして世界中全ての人から好まれるモノなどこの世には存在しないのだから。寧ろアンチがいて批判される事を喜ぶべきだろう、作品さえ誰にも認知されずに陽の目も見ず僕の様にひっそりと居なくなっていく作家だっているのだから。

「アンチ」とは潜在的な君の購買層だろう、2ちゃんなんかでアンチと戯れていないで魂の入った素晴らしい絵本を創作して欲しい。そうすれば自然とアンチなどいなくなるだろうし、気にならなくなるだろう。のぶみ、君はこのブログを見るだろうか?もしかしたら見るだけで読まないかもしれないね、だけど敢えて「ウエメセ」で言わせて頂く。「みんなが驚く様な素晴らしい物語を描いてくれ!そして僕やアンチをギャフンと言わせてくれ!期待している」

 

「絵本作家のぶみ」の事はもうこれで終わりです。