JRAには金を預けているだけ!

競馬日記。主に3連単フォーメーション

毎日かぁさんと鴨志田ひよ

西原理恵子の娘。

鴨志田ひよ。

https://norokoro.hatenablog.com/

漫画「毎日かあさん」の作中後半に口もきかなくなった、生意気な女と揶揄されていた「ピヨ美」側から見た「かあさん」西原理恵子の話。

私の事を書かないで!と言ってもおまんまのネタにされ、12歳の時に「ブスだから」と、無理矢理二重の整形手術を施させられ心を病んでしまったと云う彼女のリリカルな文章の中で一際目を引いたのは彼女の父親である「鴨志田穣」についての記述。

 

私のお父さんは、私のお母さんに出会わなければ、出会ったとしても直ぐに別れていれば、今もどこかで元気に、上記で記したような家庭をどこかで作っているのかもしれない。

 

でも、そしたらひよちゃんは産まれないんだよ、という反論が出てきそうだが、その可能性はない訳では無いのだ。

私の父親は未確定であることを、日々かみ締めている。それは遺伝子的な話で。

 


私、ひよちゃん、という存在は確実にどんな世界であろうと存在する。遺伝子的に誰が父親か、というのは私に関係はなく、私の言うお父さん、という人はたった1人であるのだ。


お父さん「鴨志田穣」の死因のひとつを「おかあさん」との結婚生活にあるのではないかと、そしてお父さんと遺伝子的に親子でないかもしれない(私の嫌いな人間が父親かもしれない)と勘ぐっているのは、おそらく彼女の中にそう思わせる何かがあるからなのだろう。もしかしたら、父母として身近にその両人と接してきた彼女にしかわからない何か決定的な事実を彼女は知っているのかもしれない。

 

これまで西原理恵子鴨志田穣の物語はサイバラが描く漫画やエッセイの中でしか語られてこなかった訳だが、その二人の娘である(遺伝子的な事は別として)『鴨志田ひよ』の語る二人の物語がおどろおどろしい影を潜めているのならば、これまでサイバラが語ってきた二人の物語は全てフィクションであった、という事になるだろう。

 

この告発の様な娘のブログに対して、西原理恵子は静観の姿勢を貫いている。ほとぼりが冷めるまで知らんぷり作戦なのか?それとももう余生を全うに生きるだけの貯えがあるからこれからの作家としてのイメージが悪くなろうが知ったこっちゃないのだろうか?もし後者だとすれば困るのは西原理恵子の息子君なんじゃないな。なんとなく息子君は赤塚りえ子みたいなルートをたどるんじゃないかな?と思っている、そうでなくてもサイバラ漫画の権利なんかは殆ど息子が相続するのではないだろうか、息子君と西原理恵子の間で既にそんな約束が交わされているのかもしれないと邪推をすれば、兄貴も将来私のネタで食っていく人間になる、と気付いた妹は兄貴に対しても憎悪の感情を抱くようになった(元々不仲だったのかもしれないが)と云う安易なストーリーにも合点がいく。

 

中三の頃から娘(鴨志田ひよ)の面倒を見ているという、生島マリカのtwitterより

 

https://twitter.com/MaMaZ_marika/status/1532974172347179009?s=20&t=-IlfyiTXcWXBP_za30m1zQ

 

ここにある「決定的な事」という文言も気になるが…

 

西原理恵子から語られてきた娘や夫に対する物語は全てフィクションでありそのことをネタに漫画として描かれることは本意ではなかったと云うこと。そして未だに公にしていない決定的な何かかが存在していること。

まだ小さな人間だった「鴨志田ひよ」と云う人間を本人の承諾もなく漫画にして、少し大きくなった本人が嫌だと拒絶をしても構わずに出版を続けていた事が事実だとすれば、今すぐにでも「毎日かあさん」と、それに関わる全ての物は発売禁止にするべきだと思う。

 

子どもを傷つけること、それは未来を傷つけることだ。

 

傷けられてきた者の言葉は重い。

資本主義を崇拝する身勝手な大人達の事情によって一個人の人生を蹂躙して良いなんて話がまかり通る訳がないのだから。